女性アイドルシーンと並行して巨大な経済圏を築いているのが「メンズ地下アイドル(通称:メン地下)」です。女性ファンをメインターゲットとし、新大久保や新宿・歌舞伎町周辺のライブハウスを中心に活発な活動が展開されています。
メン地下の最大の特徴は、女性地下アイドル以上の高単価な接触商法にあります。1回数十秒のチェキ撮影にとどまらず、「チェキ券数十枚まとめ出しによる動画撮影」「高額シャンパンタワーを伴う生誕祭」など、ホストクラブに類似した売上構造が一部で定着しています。これにより月収数百万円を稼ぎ出す男性アイドルが存在する一方、ファンである若い女性が応援資金を工面するために借金や過剰な夜職に手を染めるケースが報じられるなど、過熱する承認欲求と消費行動の歪みが社会学的な議論を呼んでいます。