豊田工業大学(工学部・先端工学科の1学部1学科制)の入試難易度は、一般的な私立理工系大学の尺度だけでは測りきれません。大手予備校の最新偏差値データによると、豊田工業大学 工学部 偏差値は河合塾系列で57.5〜60.0、共通テスト利用方式における豊田工業大学 共通テストボーダーは75%〜78%前後を推移しています。これは芝浦工業大学の上位学科や立命館大学理工学部、地方国公立大学の上位(金沢大学や岡山大学工学部など)とほぼ同水準のハードルです。
しかし、実際の受験現場における「体感難易度」は偏差値の数字以上と評価されています。その理由は、募集人員の少なさと志願者層の学力レベルの高さにあります。学部全体の入学定員がわずか約100名程度という極めて狭き門であり、出願者の大半が後述する旧帝国大学や難関国公立大学を第一志望とする併願層で占められているためです。
実質倍率も入試日程によっては3〜5倍を超え、数学・物理・英語の高度な記述力・思考力が要求されます。見かけの偏差値数値だけを見て「中堅私大レベル」と油断して挑むと、足元をすくわれる難関校である点に注意が必要です。