今や婚活・恋活サービス産業が成熟し、条件やアルゴリズムで効率的にパートナーを探せるようになった。効率重視の婚活が一般化する一方で、ブライダル業界からは「高校時代から付き合っているカップルは、結婚式の準備段階での意思疎通が格段にスムーズだ」という声が聞かれる。
しかし、業界関係者が指摘する意外な盲点もある。それは「あうんの呼吸」に頼りすぎるあまり、金銭感覚や将来のキャリアプラン、子どもについての重要な話し合いを先送りにしてしまう危険性だ。親密さゆえの「言わなくても分かってくれているはず」という過信が、いざ挙式や同居という人生の大きな節目で思わぬ摩擦を生むことがある。