アスカと並び、宮村の代表作として世界中のファンに愛されているのが『名探偵コナン』の遠山和葉だ。服部平次を一途に想う健気で勝気なヒロイン。彼女の存在は作品に明るい華やぎを与え続けている。
実は、宮村自身は関西出身ではない。そのため、和葉が話す自然な関西弁のニュアンスを掴むために、並々ならぬ努力を重ねたという。スタジオでは共演者やスタッフに関西弁のイントネーションを細かく確認し、台本にアクセントを書き込む日々が続いた。あの親しみやすく愛らしい和葉の語り口は、妥協を許さない徹底した役作りから生まれたものだ。