台風の進路を見極める上で欠かせないのが、世界各国の気象予測モデルの比較です。気象庁の発表する進路図では、予報円がやや広めに取られているものの、週末から週明けにかけて本州の南岸を通過、あるいは直撃するコースが描かれています。
一方、アメリカ海軍が運用する米軍JTWC(合同台風警報センター)の進路予想では、気象庁のモデルよりもやや東寄りを通過する進路を示唆しつつも、危険半円に本州の太平洋側が巻き込まれる可能性を指摘しています。また、世界的に予測精度が高いとされるヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)のアンサンブル予報でも、日本列島へ大きく接近する予測アンサンブルメンバーが多数を占めています。
機関ごとに多少のコースのズレはあるものの、「本州付近に接近し大きな影響を及ぼす」という大枠のシナリオでは一致しており、予報円の中心を通らない場合でも広範囲に影響が及ぶリスクがあります。