どれほど魅力的なホテルであっても、利用者の宿泊目的や期待値によっては「思っていたのと違った」というミスマッチが生じます。実際の宿泊記ブログや大手予約サイトに寄せられた膨大なレビューを中立的に精査すると、賞賛の声の裏側にあるリアルなデメリットや注意点が浮かび上がってきました。
最も多く指摘されているデメリットは、JR富山駅からの距離感です。徒歩で約10分という距離は、天候が穏やかな日であれば散策気分で歩ける範囲ですが、大雨や北陸特有の激しい降雪時、あるいは大型のスーツケースを引きずりながらの移動となると負担が大きくなります。この点に関しては、富山駅から発着している「富山地方鉄道富山市内軌道線(路面電車)」を利用し、ホテル目の前の「桜橋」停留所で下車するルートを事前に想定しておくことで劇的にストレスを軽減できます。
また、歴史あるホテルであるため、客室の一部に水回りや壁面の経年感を感じるという声も見受けられます。近年順次リニューアルが進められており清潔感は保たれているものの、新築同然のピカピカなデザインホテルを期待しすぎるとギャップを抱く可能性があります。さらに、朝食バイキングや大浴場が非常に人気であるため、午前7時30分〜8時30分の朝食ラッシュ時や、夜21時以降の大浴場は混雑しやすいという傾向があります。混雑状況を部屋のモニターや事前のアナウンスで確認し、時間帯をずらして利用するスマートな立ち回りが求められます。