SNSを取り巻く人間関係が複雑化する中、アイコンに対する意識は大きく変化しました。かつては恋人関係を周囲へアピールする「誇示型」のペア画が目立ちましたが、現在は「2人の間だけで通じ合えれば十分」というプライベート重視のスタンスが圧倒的な支持を集めています。
デジタル空間における同調圧力やコミュニティ内での視線を意識するユーザーが増えた結果、タイムラインで浮かない「エモい韓国風イラスト」や「日常の切り抜き写真」が支持されるようになりました。単体のアイコンとして見たときには、カフェの写真や風景画、あるいはセンスの良いイラストにしか見えないにもかかわらず、2つの画像を並べることで初めて1枚の構図が完成する――この「秘匿性」と「デザイン性の両立」こそが、今多くのユーザーを引きつける最大の理由です。