楽曲の差し替え問題は、当時のアニメファンや原作読者のコミュニティに大きな失望を与えました。ネット上の知恵袋や掲示板、SNSでは長年にわたり以下のような生の声が寄せられていました。
「エニエス・ロビー編のDVDを借りて観たら、ギア2のシーンで曲がウィーアー!に変わっていて鳥肌が消えた…あの疾走感だからこそ最高だったのに」
「配信サイトでワンピースを一気見しているが、6代目OPだけ音源が違う違和感がすごい。なんとかオリジナルのD-51版に戻してほしい」
こうしたファンの熱烈な要望と、世界的な『ONE PIECE』IPの再評価(原作の最終章突入、映画『ONE PIECE FILM RED』の世界的大ヒットなど)を背景に、2010年代末から2020年代にかけて東映アニメーションおよび関係各社による過去シリーズの権利関係の大規模な再整理が断行されました。
その結果、現在展開されている主要な動画配信サービス(Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、DMM TV、FOD等)や、近年に再リリースされたリマスター版Blu-ray/DVDボックスでは、「BRAND NEW WORLD」のオリジナル音源が完全復活を果たしています。エニエス・ロビー編を今から視聴する読者は、当時リアルタイムで放送されていたそのままの熱量で作品を楽しむことが可能です。