明治おいしい牛乳が選ばれ続ける理由と900Ml変更の真相

明治おいしい牛乳が選ばれ続ける理由と900Ml変更の真相

明治おいしい牛乳が選ばれ続ける理由と900Ml変更の真相にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

スーパーやコンビニの牛乳売り場には多種多様な銘柄が並んでいますが、一口飲んだ瞬間に「後味が違う」と感じる消費者は少なくありません。その感覚的な違いを科学的な必然へと昇華させているのが、株式会社明治が誇る独自の特許技術「ナチュラルテイスト製法」です。

通常の市販牛乳は、120℃〜130℃で2〜3秒間加熱殺菌される過程で、生乳に含まれる溶存酸素が加熱反応を起こし、独特の「加熱臭(オフフレーバー)」や酸化臭を生じさせます。これが牛乳特有の重さや、人によっては「生臭い」と感じる原因になっていました。明治のおいしい牛乳は、殺菌前に生乳中の溶存酸素をあらかじめ窒素ガス置換などで低減させ、その状態で130℃・2秒間の急速加熱殺菌を行う仕組みを確立。この工程を経ることで、酸化による風味の劣化を抑え、「生乳本来のまろやかなコク」を持ちながら「喉を通ったあとに嫌な残存感のないスッキリとした後味」を両立させています。

また、原材料の表示に目を向けると、名称は「牛乳」、原材料名は「生乳100%(国産)」と明記されています。ここで整理しておきたいのが、日常で混同されがちな「成分無調整牛乳」と「生乳100%」の違いです。生乳100%と表記されていても、乳脂肪分や無脂乳固形分を人工的に調整した「成分調整牛乳」や「低脂肪乳」が存在します。一方、明治のおいしい牛乳は、無脂乳固形分8.3%以上、乳脂肪分3.5%以上という乳等省令の基準を厳格にクリアした、何も足さず何も引かない「純粋な成分無調整の牛乳」です。素材をいじらず、製法プロセスのイノベーションだけで雑味を取り除いたことこそが、発売以来20年以上にわたって競合他社を寄せ付けない決定的な差別化要因となっています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。