SNS上での反響を精査すると、リスナー層と地元住民との間に深い断絶が存在していることが浮き彫りになります。
ネット上の5ちゃんねる、X、TikTokのコメント欄では、「地方の駅前であれだけ堂々と暴れられるのはある意味メンタルが強すぎる」「警察との攻防が生々しくて見てしまう」といった、ある種のエンターテインメントとして消費する野次馬的な声が散見されます。特に刺激を求める若年層リスナーの間では、ダークヒーロー的に持て囃される側面もあり、ギフトや投げ銭が投じられる要因となっていました。
しかし、岡山駅周辺で生活する一般市民や店舗関係者の声は極めて冷ややかです。駅前商店街の店主は当時の様子を次のように振り返ります。「夜間に大声を張り上げたり、買い物をしている一般客の顔を勝手に動画に映したりする行為は迷惑以外の何物でもない。駅前は誰でも安心して利用できる公共の場所であり、個人の承認欲求や小遣い稼ぎのために私物化されるのは容認できない」。
法的には、道路交通法第77条に基づく道路使用許可の不備や、岡山県公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(迷惑防止条例)への抵触が常に問題視されていました。地元コミュニティの怒りは単なる感情論ではなく、都市空間の治安と安心を守るための切実な防衛本能だったと言えます。