APモードに切り替えた直後、多くのユーザーがパニックに陥る落とし穴が存在します。それが「ルーターの管理画面にログインできなくなる」という現象です。
ネット上の掲示板でも「APモードにしたら192.168.11.1(初期アドレス)にアクセスできず壊れた」という悲鳴が散見されます。しかし、これは故障ではありません。ルーター機能を止めたことで自身のDHCPサーバーが停止し、上位のホームゲートウェイから新しいIPアドレスを自動的に割り当てられた結果、管理画面のURLが変わってしまっただけなのです。
このAPモードのIPアドレス確認をスムーズに行うには、以下の3つのアプローチが極めて有効です。
1つ目は、メーカーが無料配布している検出ツールの活用です。バッファローであれば「エアステーション設定ツール」、NECであれば「Aterm検索ツール」をPCやスマホで起動すれば、IPアドレスが現在何番に変更されたかを自動検出して管理画面を一発で開いてくれます。
2つ目は、親機(ホームゲートウェイ)側の管理画面にログインし、「DHCPクライアント一覧」や「払い出しIPログ」を確認する方法です。接続機器リストの中にぶら下がっている市販ルーターのMACアドレスを探せば、現在のIP(例:192.168.1.15など)が判明します。
3つ目は、手動で機器のIPアドレスを親機の同一ネットワーク帯(例:親機が192.168.1.1なら、AP側を192.168.1.200などに固定)に割り当て直しておくプロの手法です。固定化しておくことで、上位機器が再起動してIPがシャッフルされても迷子になる心配が完全になくなります。