本作のシリアスな主軸として描かれてきたのが、八重花の母親である桜樹美幸が長期にわたり入院している理由と、そこにまつわる過去の因縁です。美幸が意識を失う原因となった事故の裏には、桜樹組に恨みを持つ外部勢力や過去の抗争が複雑に絡み合っていました。
霧島自身が抱えていた幼少期のトラウマや「悪魔」と呼ばれるに至った背景もこの過去と密接に結びついており、物語が進むにつれて伏線が見事に回収されていきます。母を想う八重花の健気な祈りと、自らの過去と向き合い美幸や組長への忠義を全うしようとする霧島の覚悟が交錯するドラマは、本作屈指の涙腺崩壊エピソードとして高く評価されています。