適切な応急処置を行って一晩ぐっすり眠ったにもかかわらず、翌日になっても頭痛が治らないケースがあります。これは体内深部の脱水状態が完全には解消されていないか、熱中症によってダメージを受けた血管や自律神経の乱れが長引いているサインです。
翌日まで頭痛やだるさが残っている場合、あるいは痛みが強くなっている場合は、我慢せずに医療機関を受診してください。受診する診療科は「一般内科」または「総合診療科」が第一選択となります。点滴によって急速に水分と電解質を補給することで、劇的に症状が改善するケースが多々あります。
ただし、手足にしびれがある、ろれつが回らない、物が二重に見える、経験したことのない激しい頭痛が突発したといった症状が伴う場合は、脱水に伴う「脳梗塞」や「脳出血」などの脳血管障害を併発している可能性があります。その際は迷わず「脳神経外科」を受診するか、即座に救急要請を行ってください。