『24時間テレビ』の全放送回を通じて、過去最高の募金額を叩き出したのは2011年(第34回)です。その最終確定金額は19億8,641万4,252円(公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会公式発表資料より)に達し、歴代の平均的な年間募金額(約8億〜10億円前後)の2倍以上に跳ね上がりました。
この年の番組概要と布陣は以下の通りです。
- 放送日:2011年8月20日〜21日
- テーマ:『力(ちから)〜わたしは、たいせつなひとり。〜』
- メインパーソナリティ:関ジャニ∞(現・SUPER EIGHT)
- チャリティーパーソナリティ:堀北真希
- チャリティーマラソンランナー:徳光和夫(当時70歳)
同年3月11日に発生した東日本大震災からわずか5か月余り。日本中が深い悲嘆と混乱のなかにあった時期の生放送でした。メインパーソナリティを務めた関ジャニ∞のメンバーや、歴代最高齢(当時)で100.5kmを激走した徳光和夫氏のひたむきな姿は、被災地と全国の視聴者の心を強く結びつけました。
当時の特番インタビューで関係者が語った「テレビの前の一人ひとりが『自分に何ができるか』を必死に問い直していた」という証言の通り、視聴者が寄託した想いは「東日本大震災緊急募金」として日本武道館や全国の系列局へ怒涛のように集まりました。この年の寄付金は、岩手・宮城・福島をはじめとする被災自治体への義援金や復興支援活動へ最優先で配分され、歴代最高記録として歴史に刻まれることになりました。