生落花生を手に入れたら、迷わず試したいのが「塩茹で」です。枝豆感覚で短時間茹でてしまうと芯が残り、えぐみの原因になります。旨味を芯まで浸透させるための塩分濃度の黄金比は水に対して3〜4%(水1リットルに対して塩30〜40g)。海水に近い濃度に設定するのがポイントです。
大きめの鍋にたっぷりの水、塩、水洗いした生落花生を殻ごと入れ、落とし蓋をして火にかけます。沸騰してからの茹で時間は中火で35分〜45分が基準です。茹で上がったらすぐにザルにあげず、火を止めて鍋に入れたまま10〜15分ほど放置すると、塩気が中まで均一に馴染み、驚くほどジューシーに仕上がります。
近年圧倒的な人気を誇る極大粒品種「おおまさり」の美味しい食べ方も、この塩茹でが至高です。通常品種の約2倍の大きさを誇るおおまさりは、茹で時間を45分〜50分とやや長めに取ることで、まるで栗やサツマイモのようにねっとりとした極上の甘みを引き出すことができます。圧力鍋を使用する場合は、圧がかかってから弱火で10〜12分加圧し、自然減圧するだけで手軽に極上の柔らかさに到達します。