現在の沢田研二を語る上で欠かせない最大の驚異は、驚異的な沢田研二 声量 現在のコンディションです。一般的にボーカリストは加齢とともに肺活量が落ち、キーを下げて歌うケースが通例ですが、ジュリーのステージはそうした常識をことごとく覆します。
沢田研二 コンサート評判をSNSやレビューサイトで精査すると、初めて足を運んだ若い世代や往年のファンから共通して以下のような熱狂的な証言が寄せられています。
「マイクから数歩離れてシャウトしてもホールの最後列までビンビン響いてくる」「プロンプター(歌詞表示機)を一切置かず、原曲キーのまま2時間以上歌いきる化け物じみたスタミナに震えた」——。PA音響機器に過度に頼らない骨太な発声法は、グループサウンズ時代から過酷なステージを生き抜いてきた鍛錬の賜物です。
かつて2018年に起きた沢田研二 さいたまスーパーアリーナでの公演ドタキャン騒動は、契約時の動員想定(9,000人)を下回ったことを理由に自ら中止を決断し、世間から激しい賛否両論を巻き起こしました。しかし彼は翌日、自宅前で自ら報道陣の矢面に立ち、逃げ隠れせず筋を通す理由を説明しました。そして迎えた2023年6月25日の75歳バースデー記念ツアーファイナル。同会場のさいたまスーパーアリーナにリベンジとして立ち、ザ・タイガースのメンバー(瞳みのる、森本タロー、岸部一徳)をゲストに迎えて1万9,000人の満員札止めを記録。自らの意地と音楽性で過去の汚名を完全に晴らしてみせました。
2026年現在も、公式ファンクラブや正規プレイガイドを通じて発表される沢田研二 ライブ日程は、発売と同時にチケット争奪戦となる公演が続出しています。生の歌声を一度体感した観客は、かつての美貌以上に、その魂を削るような歌唱力に平伏することになります。