ネット上の言説や男性目線において「Gカップ=誰もが一目でわかる爆乳」という固定観念が根強く存在します。しかし、現場検証においてこの認識は大きな誤解であることが判明しています。「Gカップなのに見た目が小さく見える」あるいは「DやEカップに見える」という現象は日常茶飯事です。
この見た目の違いを生み出す最大の要因は、「アンダーバストの数値」と「骨格タイプ」にあります。
第一に、カップサイズはトップバストとアンダーバストの「差(Gカップは約25cm差)」で規定されます。同じGカップであっても、アンダー65のGカップ(65G)とアンダー75のGカップ(75G)では、胸の体積も重量も全く異なります。65Gのバスト容量は約850cm³ですが、75Gでは約1,300cm³と、1.5倍近くの体積差が生じます。華奢な骨格の65G女性は、服を着ると着痩せしてしまい、周囲からGカップと認識されないことが多々あります。
第二に、骨格構造による影響です。胸郭に厚みがある「骨格ストレート」の人はバストのトップ位置が高く前方に突き出すため大きく見えやすい一方、胸郭が平たい「骨格ウェーブ」の人はバージスライン(胸の輪郭底面)が広く横に流れるため、Gカップの容量があっても平面的に見えがちです。
なお、ネット上で散見される「胸の重さの測り方」として、洗面器に水を張って胸を浸し溢れた水量を量る「アルキメデス法」や、キッチンスケールに胸を直接乗せる手法が紹介されていますが、これらは医学的・科学的観点からは極めて不正確です。体勢によって周囲の皮下脂肪や肋骨の支持力が干渉するため、3Dボディスキャナーを用いた体積計測以外では、カップ基準の計算値(前述の表)を指標にするのが最も安全で信頼できます。