Q1:一次関数の式にある「+b(切片)」は、yの増加量の計算に関係ないのですか?
A1:一切関係ありません。一次関数 $y = ax + b$ のグラフにおいて、切片 $b$ はグラフ全体を上下に平行移動させるだけの数値です。2点間の「変化の幅」を測る際、引き算によって切片同士は相殺されて消えるため、$y\text{の増加量} = a \times (x\text{の増加量})$ となり、傾き $a$ だけが影響します。
Q2:記述問題の答案で二次関数の裏ワザ「a(p+q)」をそのまま使っても減点されませんか?
A2:都道府県の公立高校入試や学校の定期テストの「記述式解答欄」では、教科書に載っていない公式を無断で使用すると減点対象になるリスクがあります。記述答案では「変化の割合は $\frac{a \times q^2 - a \times p^2}{q - p}$」のように定義に沿った計算過程を書き、裏ワザ公式はマークシート方式、答えのみを書く問題、あるいは見直しの検算用として活用するのが鉄則です。
Q3:xの増加量がマイナスになる問題は出題されますか?
A3:原則として中学数学の出題では「$x$ の値が $p$ から $q$ に増加するとき($p < q$)」と設定されるため、$x$ の増加量($q - p$)は正の数になります。ただし、基準点を逆に取った場合など理論上は $x$ の増加量がマイナスになることもあり得ます。その場合でも「変化後の値 - 変化前の値」という絶対ルールを適用すれば、符号の狂いなく正確に計算可能です。