滋賀の高校サッカー史を振り返ると、時代ごとに確固たる黄金期が存在します。かつては守山高校や草津東高校が全国大会の常連として県内を牽引し、2005年度には野洲高校が美しいパスワークを武器に全国制覇を成し遂げて日本中に衝撃を与えました。
滋賀県高校サッカー歴代優勝校の系譜は、近年の近江高校の台頭によって新たなチャプターに入っています。毎年の滋賀県高校サッカー選手権予選やインターハイ滋賀県予選結果を検証すると、決勝カードは近江対草津東の宿命の対決が目立つものの、準決勝や準々決勝では綾羽や比叡山、さらには水口や守山北といった実力校がPK戦や延長戦に持ち込む激闘が頻発しています。紙一重の勝負が県全体の競争密度を物語っています。