2026年の高校バドミントンシーンにおいて、埼玉県の覇権争いはかつてない緊迫感に包まれています。埼玉県高体連バドミントン専門部の公式発表によると、令和8年(2026年)7月22日から和歌山県和歌山市で開催される令和8年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)への切符は、学校対抗で男女各1校、個人対抗で単2名・複2組という極めて狭き門です。
2026年6月に決着を見た学校総合体育大会兼全国高校総体県予選会(2026年高校バドミントン埼玉大会結果)でも、男子・女子ともに頂点を巡る攻防は熾烈を極めました。近年の県内勢力図を語る上で欠かせないのは、半世紀近くにわたり全国の頂点に君臨してきた埼玉栄高校バドミントン部と、近年急速に強化を進めて栄の牙城を脅かす叡明高校バドミントン部による「私立2強時代」の定着です。
秋に行われる埼玉県高校バドミントン新人大会から春の全国高校選抜、そして夏のインターハイ埼玉県予選バドミントンに至るまで、トーナメントの最終盤には常にこの2校が顔を揃えます。県内59校以上が参加する公式戦データ(部活コンパス等の集計値)を紐解いても、準決勝・決勝ラウンドに進出する確率において、この上位私学は他校を大きく引き離す勝率を叩き出しています。