ライトの消し忘れが疑われる状況でも、キーを回して反応がない場合、現場では他のトラブル要因が潜んでいないかを論理的に切り分ける必要があります。車でエンジンがかからない原因のチェックリストは以下の通りです。
- スマートキーの電池切れ:キーの電池が切れているとイモビライザーが解除されません。キー本体のメカニカルキーでドアを開け、トヨタ車等であればキーのエンブレム面をスタートボタンに接触させながら押すことで始動できます。
- シフトポジションとブレーキペダル:AT車においてシフトが「P(パーキング)」または「N(ニュートラル)」に入っていない、あるいはブレーキペダルの踏み込みが浅いとセルは回りません。
- セルモーター(スターター)自体の故障:バッテリー電圧が12.6V以上あるにもかかわらず、リレー音だけがしてモーターが全く回転しない場合は、セルモーターの寿命・故障が疑われます。
- ステアリングロックの噛み込み:ハンドルロックがかかっている場合、ハンドルを左右に小刻みに揺らしながらスタートボタンを押す必要があります。
これらの切り分けを行っても復旧せず、ブースターケーブルも持っていない場合は、プロのロードサービスを呼ぶのが最も安全です。代表格であるJAFロードサービスの救援費用は、会員と非会員で大きく異なります。
非会員であっても、加入している任意保険の特約に無料のロードサービスが付帯しているケースが大半です。保険証券や保険会社の専用アプリを確認し、まずは任意保険のコールセンターへ問い合わせるのが経済的な損失を防ぐ最善策となります。