Q1:魚偏に「喜ぶ」と書く魚(鱚)のほかに、おめでたい文字が使われている魚偏の漢字はありますか?
A1:代表的なものに「鯛(たい)」があります。旁の「周」はおめでたい意味そのものではありませんが、日本では古くから「めでたい」の語呂合わせとして祝儀魚の頂点に君臨してきました。また、魚偏に「祝」と書く「𩸽(ほっけ)」の異体字や、魚偏に「美」と書く「鮇(いわな・かじか)」など、魚の姿や味の良さを称える漢字が日本各地の方言や古文書に記録されています。
Q2:スーパーでシロギスを購入する際、鮮度を見分ける絶対的なチェックポイントはどこですか?
A2:背中の色合いと腹部のハリを確認してください。獲れたての新鮮なキスは、背中が淡い真珠色(パールピンク〜黄褐色)に美しく透き通り、虹色の光沢を放っています。鮮度が落ちると透明感が消え、全体が白っぽく濁ってきます。また、腹部が柔らかくブヨブヨしているものは内臓から傷み始めているため避け、腹がピンと張って目が澄んでいる個体を選んでください。
Q3:キスの天ぷらを揚げる際、尾ビレの処理はどうすれば美しく仕上がりますか?
A3:尾ビレの先端を包丁で斜めに少し切り落とし、包丁の刃先で尾ビレの表面をしごいて水分と汚れをこそげ落とすのがプロの技です。尾ビレに含まれる水分を抜いておくことで、揚げたときに油が跳ねるのを防ぎ、焦げ付かずにピンと開いた美しい扇形の尾に仕上がります。