Q1:スマホで撮影すると空がいつも真っ白になってしまいます。即効性のある解決策はありますか?
A1:撮影時に画面内の最も明るい部分(空や雲)を軽くタップして露出の基準を合わせ、表示される太陽マークのスライダーを少し下に引き下げてください。手前の人物や建物が暗くなりすぎると感じる場合は、スマートフォンのカメラ設定で「HDR(ハイダイナミックレンジ)」が有効になっているかを確認し、明暗差を合成処理させるのが最も確実です。
Q2:RAW形式で撮影しておけば、白飛びしても後から100%直せますか?
A2:直せません。RAWデータはJPEGよりもダイナミックレンジが広く、白飛びに見える部分から1〜2段分の階調を取り戻せるケースは多々ありますが、センサーの受光限界を超えて完全に「255(飽和)」に達した画素には何のデータも残っていません。RAWであっても過度な露出オーバーは救済不能です。
Q3:白飛びを防ぐために、常に暗めに撮影しておくのは正解ですか?
A3:白飛びを回避する観点では安全ですが、極端に暗く撮りすぎると今度はシャドウ部にノイズが大量に発生します。後から現像ソフトで全体の露出を過度に持ち上げると、ざらざらとしたカラーノイズが浮き出て解像感が損なわれます。ヒストグラムを確認し、「右端の壁に当たらないギリギリのライン(山が右寄りに位置する状態)」を狙うのが画質を最も高く保つ理想の露出です。