カヌーとカヤックの決定的違いとは?座り方とパドルで見分ける真相

カヌーとカヤックの決定的違いとは?座り方とパドルで見分ける真相

カヌーとカヤックの決定的違いとは?座り方とパドルで見分ける真相の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

カヌーとカヤックを瞬時に識別する決定打は、水面を行き交う漕ぎ手の「手元」と「足元」にあります。専門知識がなくても、カヌーとカヤックの違い見分け方さえ把握していれば、遠目からでも一目瞭然で判別可能です。

最も決定的な差異が、推進力を生み出すパドルの形状です。一般的なカヌー(主にカナディアンカヌー)では、棒の片側にのみ水かきが付いたシングルブレードパドルを使用します。漕ぎ手は船体の右側または左側を選んで水を捉え、直進させるために「Jストローク」と呼ばれる微細な舵取り動作を織り交ぜながら進みます。

対して、カヤックで用いられるのは、シャフトの両端に水かきが備わったダブルブレードパドルです。左右交互に淀みなく水を掻く構造になっており、特別な技術を要さずとも直進性を保ちやすい点が際立ちます。

もう一つの決定的な差が「座り方と乗艇姿勢」です。カヌーはベンチ状の座席に腰掛けるか、床に膝をつく(ニーリング)姿勢をとります。膝の角度は約90度近く曲がり、重心は比較的高めの位置に設定されます。一方のカヤックは、船底に直に座るような低いシートに腰を下ろし、足を前方にまっすぐ投げ出すスタイルです。腰と下半身が艇と密着し、水面すれすれの極めて低い重心でバランスを保つ構造になっています。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。