軟骨ピアスの代表格であるヘリックスやトラガスは、軟骨自体の厚みや角度によって負荷がかかりやすい部位だ。しかし、肉芽ができたからといって即座にピアスホールを捨てる必要はない。適切な処置と環境整備を行えば、ホールを維持したまま皮膚を健やかな状態へ再建することは十分に可能だ。
重要なのは、ピアス本体の材質と形状の見直しである。金属アレルギー反応を起こしにくい医療用チタンやシリコン素材の平らな保護ディスクを取り入れることで、肉芽への局所的な圧迫を和らげることができる。軸(シャフト)の長さにゆとりを持たせ、ホールに対する摩擦を極力ゼロに近づける工夫が、綺麗なホールを復活させる鍵となる。