本作の原点は、文藝春秋から刊行されたノンフィクション絵本『山古志村のマリと三匹の子犬』(桑原眞二・大野一興取材、長澤真絵)です。写真と温かいイラストで綴られた原作は、子どもたちに向けた命の教育テキストとしても広く親しまれてきました。
震災から年月を経た現在でも、『マリと子犬の物語』が持つメッセージは色褪せるどころか、ますます重要性を増しています。本作をきっかけに環境省や自治体における「同行避難」のガイドライン整備が進むなど、ペット防災のあり方に一石を投じた記念碑的作品でもあるからです。
現在、映画『マリと子犬の物語』は、Amazonプライム・ビデオやU-NEXT、Huluなどの主要動画配信プラットフォームで随時配信が行われています。自然災害への備えが改めて問われる現代だからこそ、家族揃って鑑賞したい名作です。