2026年度からスタートした大学入学共通テストにおいても、ユニークな出題のDNAはしっかりと受け継がれています。共通テスト最大の特徴である「複数資料の読解」と「対話形式の導入」によって、新たなタイプの面白さが生まれています。
特に受験生の間で定番となっているのが、数学や理科、情報などの問題に頻繁に登場する架空の高校生キャラクター「太郎さん」と「花子さん」の対話です。日常の疑問を数学的に解決しようとする二人ですが、時に「公園のベンチの最適な配置を放物線で計算する」「スマートフォンのバッテリー消費を過剰に心配して連立方程式を立てる」など、高校生離れした異常な探究心を見せることがあり、SNS上では「太郎と花子の日常が濃すぎる」「もっと普通の会話をしてほしい」と親しまれています。
知識の丸暗記から「思考力・判断力・表現力」を重視する新課程入試へとシフトしたことで、身近な事象を入試問題に落とし込む試みは今後も増加傾向にあり、新たな名問・奇問の誕生が期待されています。