絶景が広がる展望デッキに到達するためには、避けて通れない関門が存在します。それが、新倉富士浅間神社の境内から忠霊塔へと続く名物の石段です。
この階段は、富士山の御祭神である木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)にちなんで「咲くや姫階段」と名付けられており、その階段の段数は実に398段に達します。ビルの約20階分に相当する標高差を一気に登るため、普段運動をしていない人にとっては息が切れるハードな道のりです。
階段の傾斜はやや急ですが、体力に自信がない方やベビーカー、大きな荷物をお持ちの方向けに、山腹をジグザグに登る迂回スロープ(舗装路)も整備されています。スロープを利用すると距離は延びるものの、階段のような急激な足腰への負担を減らしながら忠霊塔広場まで上がることができます。どちらのルートを選ぶ場合でも、足元はヒールやサンダルを避け、スニーカーなどの歩きやすい靴で訪れるのが鉄則です。