多くの視聴者が記憶しているのが、TBS在職中の2017年に起きた生放送中の途中退席です。当時『サンデージャポン』や『白熱ライブ ビビット』など毎日のように生番組を担当していた吉田さんは、番組進行中に貧血で倒れ込み、世間に大きな心配を与えました。のちに第1子の妊娠が判明しますが、過密なタイムスケジュールの中で限界まで走り続けていたことは明白でした。
2018年5月に第1子を出産後、彼女が下した決断が2019年1月末でのTBS退社でした。人気アナウンサーとしてのキャリアを惜しむ声も多かったものの、退社を決意させた最大の理由は「母親として我が子と過ごす時間を最優先にしたい」「体調をコントロールしながら持続可能な働き方をしたい」という切実な想いでした。多忙を極める局アナのシフト勤務から離れ、自ら仕事量を調整できるフリーランスの道を選んだのは、母としての強い覚悟の表れです。