婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)の根本的な違いは、その「目的・着用シーン・デザイン性」にあります。婚約指輪は男性から女性へ婚約の約束を形にして贈る記念品であり、大粒のセンターストーンをあしらった華やかなデザインが一般的です。一方の結婚指輪は、婚姻関係を結んだ夫婦双方が日常的に身につけるペアリングであり、衣服に引っかかりにくいシンプルなストレートやウェーブ形状が主流となります。
婚約指輪をいつ渡すタイミングかという実務面では、プロポーズの瞬間にサプライズで渡すケースだけでなく、プロポーズ承諾後にふたりでデザインを選びに行くスタイルが全体の約65%を占めるようになりました。結納や両家顔合わせの席でお披露目することが一般的なマナーとされているため、挙式の半年前から8ヶ月前には注文を済ませておくのが通例です。
婚約指輪の主役となるダイヤモンドのカラット基準については、0.2ct〜0.3ctが国内におけるボリュームゾーンです。国際基準である4C(カラット・カラー・クラリティ・カット)のバランスを考慮しつつ、日常のパーティーや友人の結婚式でも気兼ねなく着用できるサイズ感が選ばれています。