彼の評価を不動のものとした代表作の一つが、『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage、通称「ヒプステ」だ。ギャンブラーであり、野生的な本能と無邪気な熱量を持つ男・有栖川 帝統。この難役に命を吹き込んだ彼の演技は、ファンや原作フリークの度肝を抜いた。
ステージ上を縦横無尽に駆け巡るダイナミックなアクロバット。マイクを握りしめ、魂を叩きつけるようなラップバトル。帝統というキャラクターが持つ破天荒な魅力と、彼自身の身体能力が見事に融合した瞬間だった。客席を煽る鋭い目つきと、ふとした瞬間に見せる無邪気な笑顔。そのギャップに、劇場全体が息を呑んだ。