日本では皮を剥いて食べるのが一般的ですが、本場ヨーロッパや桃の産地では「皮ごと丸かじり」が定番のスタイルです。実は、桃の皮のすぐ下には果肉以上に豊富な栄養と香りの成分が詰まっています。
桃の皮には、強い抗酸化作用を持つポリフェノール(カテキンやアントシアニン)が凝縮されており、エイジングケアや紫外線対策を意識する方にとって嬉しい栄養源です。さらに、整腸作用を助けるペクチン(水溶性食物繊維)やカリウムも豊富に含まれています。
皮ごと楽しむ際のポイントは、表面の細かな「うぶ毛」をしっかり落とすことです。桃を水で濡らし、手のひらで粗塩を優しく転がすように揉み洗いするか、清潔なキッチンペーパーやアルミホイルを軽く丸めたもので優しく撫で洗いすると、実を傷つけずにうぶ毛だけを綺麗に除去できます。皮ごとかぶりつくと、皮の心地よい酸味と果肉の強い甘みが口の中で合わさり、剥いた時とは一味違う濃厚な風味を堪能できます。