事件当時、23歳だった小林遼のプロフィールや生い立ちについて、当時の捜査資料や近隣住民の証言から様々な実態が明らかになっています。
小林遼は新潟市内の地元で育ち、高校は工業系の高校へ進学。卒業後は電気工事関連の会社に勤務し、現場作業員として働いていました。職場や近隣での評判は「口数が少なく大人しい」「挨拶は普通にするが、目立つタイプではない」といったもので、凶悪事件を起こすような兆候を日常から察知することは困難であったと証言されています。
しかし捜査が進むにつれ、高校卒業前後から未成年女子への異常な執着を抱えていた側面が浮き彫りになりました。事件前には児童に対する不審なつきまとい等で警察から警告を受けていた前歴も存在し、表面上の穏やかな生活の裏で、抑圧された歪んだ衝動が潜行していたことが公判でも指摘されました。