ベテランと呼ばれる年齢を迎えてなお、長友選手はFC東京のサイドを疾走し、日本代表のピッチに立ち続けています。その原動力はどこにあるのでしょうか。
現場の取材陣や指導者たちが一様に口を揃えるのは、長友選手のスプリントの回復速度と圧倒的な運動量です。90分間を通してサイドライン際をアップダウンし続ける心肺機能は、20代の若手選手を凌駕するデータを叩き出すことも珍しくありません。
また、自著『[メンタルモンスター]になる。』に象徴される強靭な精神力も、彼のフィジカルを極限まで引き出すトリガーとなっています。代表合宿やクラブのロッカールームにおいて、誰よりも早くジムに入り、誰よりも入念にインナーマッスルを刺激する姿勢は、チーム全体のプロ意識を底上げする絶対的な基準として機能しています。