このスクープが単なる芸能ゴシップの枠を超えて長く語り継がれることになった背景には、両者の際立ったバックボーンが存在します。
岩田絵里奈さんは、神奈川県内で複数のクリニックを運営する高名な医師の家庭で育った生粋のお嬢様です。中高一貫の有名私立校(渋谷教育学園渋谷)を経て慶應義塾大学へと進学し、在学中は「ミス慶應コンテスト」のファイナリストにも選出されるなど、知性と美貌を兼ね備えた存在として早くから注目を集めていました。大学入学前には芸能事務所に所属してタレント活動を行っていた時期もあり、業界内での人脈も決して狭くはありませんでした。
一方の大沢たかおさんは、1999年に歌手の広瀬香美さんと結婚し、2006年に離婚したという結婚歴を持ちます。離婚以降は独身貴族を貫き、ストイックな俳優業に身を捧げていた大物俳優の久々の浮名とあって、メディアの過熱ぶりは凄まじいものがありました。
「資産家令嬢で才色兼備の女子大生」と「日本を代表する独身大物俳優」というドラマのような構図に加え、母親が同席していたという事実が「結婚を前提とした真剣交際ではないか」という憶測に拍車をかけたのです。