この極限の状況に風穴を開けたのが、長年番組を支えてきたベテラン探偵の石田靖だ。強引に答えを迫るのではなく、依頼者の切実な想いを代弁しながら、じっくりと対象者の心のドアをノックし続ける。彼の巧みで温かみのある対話によって、凍りついていた「家族関係」の氷解が一気に加速した。
対面を果たした瞬間、張り詰めていた空気が一気に弛緩する。言葉にならない嗚咽と、ぎこちない抱擁。長い沈黙の末に発せられた謝罪の言葉は、SNS上でも「今年一番泣いた」「不器用すぎるけれど本当の愛情を感じた」と大きな反響を呼ぶこととなった。