従来型の打ち上げ花火大会が曲がり角を迎える中、新たな模索を始める地域も現れている。
たとえば、数百台のドローンを夜空に飛ばすドローンショーや、大規模な集客を避けて日時を事前に明かさず短時間だけ打ち上げる「分散型シークレット花火」へのシフトだ。これらは一箇所に集まる群衆の密度を低減させ、警備コストを大幅に削減できるメリットがある。
「ドローンショーなら音やゴミの害が少なく、警備体制も小さく抑えられる。時代の変化に合わせたイノベーションが必要だ」と語る関係者もいる一方で、伝統的な花火が持つ重低音や情緒を惜しむ声も根強く、移行には課題も多い。