長寿番組が直面するもうひとつの壁が、メインMCやレギュラー出演者の高齢化とそれに伴うギャラの問題です。番組開始から10年、20年と経過するうちに、MCの出演料は高騰し、番組予算の大きな割合を占めるようになります。
局側としてはコストを圧縮しつつ番組の若返りを図りたいものの、長年貢献してきた大物タレントに減額交渉を持ちかけることは容易ではありません。その結果、「リニューアルに伴う出演者降板」という形を取るか、あるいは番組そのものを終了させて枠ごと刷新する手法が取られます。
また、タレント側の健康問題や世代交代への意識、所属事務所との契約見直しなどが重なり、MC側からの申し出によって円満終了に至るケースもあります。いずれにせよ、タレントパワーに依存してきた番組ほど、出演者の動向が番組寿命を決定づける要因となっています。