春先のスギ花粉や秋のブタクサ、通年のダニ・ハウスダストによるアレルギー性鼻炎は、集中力低下や睡眠障害を招く国民病だ。従来の抗ヒスタミン薬だけでは十分な効果が得られない重症患者に対して、積極的な先進的アプローチが提供されている。
代表的な選択肢の一つが、鼻腔粘膜を凝固・変性させてアレルギー反応を抑える花粉症レーザー手術だ。出血や痛みが少なく、日帰りで行える処置として忙しい患者に適している。さらに、アレルゲンを微量ずつ体内に取り込み体質そのものを改善する舌下免疫療法も定着。長期的な減薬や寛解を目指す患者にとって、確かな希望となっている。