御金神社を訪れる参拝者の多くが目当てとするのが、職人の手によって手作業で作られている特別な授与品です。なかでも極めて高い人気を誇るのが「福財布(ふくさいふ)」です。
鮮やかな黄色地に金色の箔押しで神紋やイチョウが描かれた布製の財布で、初穂料は2,000円前後となっています。この福財布は普段持ち歩く小銭入れではなく、自宅の清浄な場所(神棚や暗所、北側のタンスなど)に置き、以下のような「増やすべき大切なもの」を保管するために用いられます。
- 購入した宝くじやtoto・勝馬投票券
- 銀行の預金通帳やキャッシュカード
- 証券口座の関連書類や契約書
- 不動産の権利証や事業用印鑑
授与された福財布の効果は一般的に約1年間とされており、1年が経過した際や大きな金運の恩恵を受けた後には、神社へお返しして新しい財布を拝受するのが伝統的な作法です。
金運を呼び込む「銭洗い」の正しいやり方
境内の手水舎の脇には、硬貨やお札を清めるための専用ザルが用意されています。ここで行う「銭洗い(ぜにあらい)」には、財運を高めるための基本所作があります。
- 手水舎で手と口を清め、本殿へ参拝を済ませる。
- ザルに清めたい硬貨(500円玉や普段使う小銭)を入れる。
- 柄杓で水をすくい、硬貨に静かにかけて洗い清める。
- 清潔なハンカチやタオルで水気をしっかりと拭き取る。
清めたお金は、使わずに「種銭(たねせん)」として福財布や日常の財布のお守りポケットにしまっておく方法と、世の中に富を循環させる意味を込めて有意義な買い物や投資に使う方法の2通りがあります。どちらの解釈でも重要とされるのは、「執着を手放し、感謝を込めて扱う」という心構えです。