バターナッツかぼちゃの最大の魅力は、一般的な西洋かぼちゃに比べて水分が多く、裏ごしが不要なほどキメが細かい点にあります。この個性を最大限に生かした、家庭でワンランク上の味を楽しめる人気レシピを紹介します。
1. シルキーな舌触り!王道の濃厚バターナッツかぼちゃポタージュ
バターナッツかぼちゃのレシピのなかでも圧倒的人気を誇るのが、素材のコクを生かしたスープです。
【材料(3〜4人分)】
・バターナッツかぼちゃ:正味400g(皮と種を除いたもの)
・玉ねぎ:1/2個(薄切り)
・バター:15g
・水:200ml
・コンソメ顆粒:小さじ1
・牛乳(または生クリーム):200〜250ml
・塩、白コショウ:各少々
【作り方】
1. 鍋にバターを熱し、薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで弱火で炒めます。
2. 薄切りにしたバターナッツかぼちゃ、水、コンソメを加え、蓋をして中火で10〜12分、竹串がスーッと通るまで煮込みます。
3. 火を止め、ブレンダーまたはミキサーで完全にペースト状になるまで攪拌します。
4. 鍋に戻して牛乳を加え、弱火で温めながら塩・白コショウで味を調えます。沸騰直前で火を止めれば、シルクのようになめらかな極上ポタージュの完成です。
2. 甘みとナッツ香が凝縮する「オーブン焼き」
じっくり熱を加えることで糖化が進み、驚くほどの甘みと香ばしさが引き立ちます。
縦半分に切って種を取り除いたバターナッツかぼちゃの断面に格子状の切り込みを入れ、オリーブオイルを回しかけて岩塩とブラックペッパー、お好みでローズマリーやタイムを添えます。200℃に予熱したオーブンで35〜45分、果肉がスプーンで崩れるほど柔らかくなるまでじっくりローストします。仕上げに有塩バターをひとかけ落とすだけで、贅沢なメインディッシュの付け合わせになります。
3. 裏ごし要らずで作る「濃厚リッチプリン」
繊維質の少なさはスイーツ作りでも威力を発揮します。加熱して潰した果肉200gに、卵2個、牛乳150ml、生クリーム50ml、きび砂糖40gをブレンダーで一気に混ぜ合わせ、型に流し込みます。深めの天板にお湯を張り、150℃のオーブンで約35分蒸し焼きにすれば、まるで専門店のテリーヌのように濃密でリッチなプリンが焼き上がります。ほろ苦いカラメルソースとの相性は抜群です。