防衛施設という閉鎖空間において、一般開放時に来場者が最も熱狂するスポットの一つが、福利厚生施設である「厚生センター」内の売店(PX)です。
PX(Post Exchange)は、隊員の日常生活を支えるコンビニエンスストアや専門店が入居するエリアです。ここには市販の生活用品だけでなく、過酷な訓練に耐えうる高機能インナー、迷彩柄のリュックやタオル、部隊章ワッペン、さらには「自衛隊限定撃せんべい」「隊員クッキー」といったユニークなお土産品が所狭しと並びます。記念行事や盆踊りの一般開放時には一般客も入店可能となり、レジ前には長蛇の列ができるほどの人気を集めています。
一方、ネット上で「一度は食べてみたい」と話題に上る隊員食堂ですが、こちらは原則として自衛隊員の給与栄養管理を行う専用施設のため、一般開放日であっても部外者が直接食堂に入って隊員と同じ定食を喫食することはできません。しかし、記念行事の会場内には隊員が腕を振るう野外炊具による炊き出し実演や、特設模擬店が出店します。名物の「自衛隊カレー」やジンギスカン丼などが限定販売され、自衛隊ならではの豪快なボリュームと本格的な味を体験することができます。