多くの道民や観光客に惜しまれつつ2026年8月末に営業を終了した札幌エスタ。その背景には、札幌駅南口一帯の再開発計画および北海道新幹線の札幌延伸に向けた新幹線駅舎・新高層ビルの建設プロジェクトが存在します。45年におよぶ歴史に幕を下ろしたエスタの閉館に伴い、札幌駅前の家電拠点としての機能を維持すべく選ばれた移転先が、隣接する老舗商業施設「さっぽろ東急百貨店」でした。
オープン当初、百貨店の中に家電量販店が入ることに対して業界内でも大きな注目が集まりました。現在、ビックカメラ札幌店が展開しているのは東急百貨店の5階および6階フロアです。従来の複数フロアにまたがっていた縦長の動線から、横に広がる2フロア集約型へとシフトしたことで、短時間で効率よく店内を回遊できる都市型店舗へと進化を遂げています。