オーブンとグリルの決定的な違いとプロが教える失敗しない使い分け術

オーブンとグリルの決定的な違いとプロが教える失敗しない使い分け術

オーブンとグリルの決定的な違いとプロが教える失敗しない使い分け術にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

日常の料理においてどちらを選択すべきかは、「食材の厚み」と「目指す食感」という2つの指標で判断できます。

オーブン調理に最も適しているのは、中心部までじっくり熱を通す必要があるメニューです。例えば、厚みのあるハンバーグ、ローストチキン、パウンドケーキ、シュー生地などが挙げられます。オーブンの温度設定の目安としては、クッキーやスポンジケーキなら160℃〜180℃、グラタンの全体加熱やローストビーフなら180℃〜200℃、ピザやパンの高温焼き上げなら220℃〜250℃が基準となります。全体を包む熱風が食材の内部から水分を奪いすぎず、均質な凝固と膨張を促します。

一方、グリル調理が真価を発揮するのは、短時間で表面に焼き目を付けたい場面です。調理済みのグラタンにチーズの焦げ目をつけたい場合、オーブンで温め直すとソースが煮詰まりすぎて分離する恐れがありますが、グリル機能の焦げ目の付け方を活用すれば、わずか3〜5分で表面だけを黄金色に焼き上げられます。また、皮をパリッとさせたい鶏の塩焼きや切り身の焼き魚も、グリルの一方的な強火照射によって余分な脂を落としながら短時間で仕上がります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。