手足口病は子どもの病気と思われがちですが、看病している親や保育士など大人にも感染します。大人が感染した場合、免疫反応が強く働くため子どもよりも重症化しやすいのが特徴です。
大人の手足口病では、39度前後の高熱が出る頻度が高く、手足の発疹が強い痛みを伴います。特に足の裏に発疹が密集すると、「針の上を歩いているような激痛」で自力歩行が困難になるケースも珍しくありません。口内炎の痛みで数日間にわたり固形物が全く喉を通らなくなることもあります。
大人への家庭内感染を防ぐためには、以下の対策が必須です。
・子どものオムツを替えた後は、必ず石けんで入念に手を洗う(アルコール消毒だけではエンテロウイルスを完全に不活化できません)。
・タオルの共用をやめ、ペーパータオルを使用する。
・食べ残しの食事を親が食べる「もったいない食い」を避ける。