喉に魚の骨が刺さったらご飯丸呑みは危険?専門医が明かす正しい対処法

喉に魚の骨が刺さったらご飯丸呑みは危険?専門医が明かす正しい対処法

喉に魚の骨が刺さったらご飯丸呑みは危険?専門医が明かす正しい対処法について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をチェックしてください。

いざ病院へ行くとなった際、「何科を受診すべきか」で迷う方は少なくありません。結論から言えば、最優先で選択すべき診療科は「耳鼻咽喉科」です。

内科や一般外科の診察室では、舌圧子(木のヘラ)とペンライトを使った肉眼観察が主流となるため、喉の奥深くやヒダの裏側に隠れた骨を見つけ出すのは困難です。これに対し、耳鼻咽喉科クリニックには、直径2〜3ミリの極細ファイバースコープ(電子内視鏡)や、異物を掴むための専用鉗子(かんし)が常備されています。専門医の手にかかれば、鼻からスコープを挿入して喉の全容を高精細モニターで観察し、その場で数分足らずで痛みを伴わずに骨を摘出することが可能です。

受診先と医療費の一般的な目安は以下の通りです。

  • 耳鼻咽喉科(第一選択):喉頭ファイバースコープ検査および咽頭異物摘出術を実施。保険適用(3割負担)の場合、初診料を含めて約3,000円〜5,000円程度で完了します。
  • 消化器内科(骨が食道まで落ちた場合):喉を通過して食道に刺さった太い骨に対しては、上部消化管内視鏡(胃カメラ)を使用。費用は3割負担で約15,000円〜25,000円前後となります。
  • 夜間・休日の救急外来:夜間に骨が刺さった場合、息苦しさや大量の出血、激しい胸痛がなければ、救急車を呼ぶ必要はありません。深夜に無理をして当直医(耳鼻科専門医がいない可能性が高い)の救急外来を受診するよりも、翌朝一番(午前9時)に近隣の耳鼻咽喉科クリニックを受診する方が、的確かつスムーズに処置を受けられます。ただし、翌朝の検査に備えて夜間の飲食は控え、胃の中を空にしておくことが推奨されます。
山田 真由
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山田 真由

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