縮毛矯正とカラーの順番はどっちが先?失敗しない期間と最新ケア

縮毛矯正とカラーの順番はどっちが先?失敗しない期間と最新ケア

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縮毛矯正とヘアカラーを別々のタイミング、あるいは近いスケジュールで検討している場合、業界の共通認識として確立されている基本順序は「縮毛矯正が先、カラーが後」です。この優先順位には、毛髪科学に基づいた明確な化学的理由が存在します。

縮毛矯正は、薬剤(1剤の還元剤)で髪内部のシスチン結合を切断し、高温アイロンの熱プレス(160〜180度前後)で真っ直ぐに形状を整えた後、2剤の酸化剤で再結合させるという極めて強力なプロセスを踏みます。もしカラーを先に施していた場合、縮毛矯正のアルカリ剤と高温アイロンの熱によって、せっかく定着したカラー色素(酸化染料)が瞬時に分解・脱落し、「極端な色落ち(退色)」や「赤み・オレンジみの浮き上がり」を引き起こしてしまいます。

そのため、まずは縮毛矯正で髪のベースとなるフォルムと内部結合を完成させ、その上から狙った色味をカラーリングで重ねていくアプローチが、仕上がりの美しさと色持ちの観点から最も合理的です。

ただし、現場では例外的に「カラー(リタッチ)を先に行うケース」も存在します。例えば、根元の白髪が伸びすぎてどうしても目立つ場合、縮毛矯正をかける新生毛の根元部分に影響を与えない範囲でリタッチのみを先に行う、あるいは極端なハイトーンからダークトーンへ急激にトーンダウンさせる特殊なケースです。しかし、全体染め(フルカラー)を行う場合は、例外なく縮毛矯正を先行させるのが安全圏と言えます。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。