もし将来的に敷地が完全閉鎖され、本格的な再開発へ舵が切られた場合、半田ラウンドワン跡地何ができるのかという疑問に対しては、知多半島の産業・都市機能の観点から3つの具体的なシナリオが専門家の間で指摘されています。
最も有力視されているのが、湾岸物流拠点・先進的物流センターの建設です。半田市瑞穂町は知多半島道路や衣浦トンネルへのアクセスが極めて良好であり、Eコマース需要の増大に伴う中継ハブとしての適性が極めて高い立地です。近隣でも工場や倉庫の再編が進んでおり、約数千坪規模のまとまった敷地は物流デベロッパーにとって喉から手が出るほど欲しい条件を備えています。
次に現実味を帯びているのが、大型ホームセンターやディスカウントスーパーを中核とした近隣型ショッピングモールへの転換です。半田市内には商業施設が点在しているものの、港湾・工業エリア勤務者のデイリーユースに対応した大型店舗の需要は根強く存在します。一方で、周辺環境が準工業地域であるため、閑静な住宅街向けのタワーマンション開発といった用途は法制上・市場性ともに優先度が低いと分析されています。