番組内容の構造的な違いを把握するために、土曜日の『めざましどようび コーナー一覧』を平日版と比較検証してみましょう。平日の『めざましテレビ』が「ニュース・スポーツ・エンタメ・トレンド情報(イマドキ)・めざましじゃんけん・占い」を小刻みにループさせる高密度なフォーマットを採用しているのに対し、『めざましどようび』は1つひとつの企画をじっくり見せるワイドショー寄りの構成をとっています。
土曜日にも「めざましじゃんけん」は継続して実施されているため、「じゃんけんがあるなら占いも放送されているはずだ」と誤認してしまう視聴者が後を絶ちません。しかし、タイムスケジュールを精査すると、平日の占い枠に相当する時間帯には、週末のレジャー特集や「サタデーNEWSウォッチャー」、あるいは独自のカルチャー企画が充当されていることが分かります。
番組制作関係者の証言や業界動向を総合すると、生放送の情報番組において「12星座すべての運勢を公平にテンポよく読み上げるコーナー」は、最低でも約2分から3分の尺を専有します。平日はこの数分間が視聴習慣を固定化する強力なアンカー(視聴習慣の錨)として機能しますが、土曜日のゆったりとしたタイムテーブルの中では、むしろ特集コーナーの連続性を分断してしまうリスクが懸念されます。その結果、地上波の生放送からは占い枠が外され、より週末の余暇に直結する企画へリソースが集約されたという経緯があります。