米国の現地ギャラリーやメディア関係者から見た吉田優利の評価は、日本国内の批判的なトーンとは大きく異なります。現地中継の解説者からは、「小柄ながら信じられないほどリズミカルで無駄のないスイング」「ミスショットの後でも決して感情を荒らさず、常に笑顔でファンサービスに応じるプロフェッショナリズム」が高く評価されています。
米国のゴルフファンが集うRedditやSNSコミュニティでは、彼女のプレースタイルやコース上での佇まいに対して、以下のような好意的な投稿が目立ちます。
「ユウリ・ヨシダのショートゲームは見ていて本当に美しい。特に砲台グリーンからのロブショットとパットのタッチは天下一品だ」
「飛距離で20ヤード以上置いていかれても、淡々と自分のゴルフを貫くメンタルの強さに感銘を受ける」
また、彼女自身が特番インタビューや公式会見で明かした言葉にも、挑戦の本質が表れています。
「日本にいれば快適に勝負できることは分かっていました。でも、自分のゴルフが世界のどこまで通用するのか、どんな景色が見られるのかを知らないまま現役を終えたくなかった。予選落ちが続いた週はホテルで悔し涙を流すこともありますが、毎朝コースに来ると『私は今、夢見ていた場所にいる』という喜びのほうが勝ちます」
こうした率直な吐露からは、結果だけを追う外野の声に惑わされず、自らの選択に責任を持ち、アスリートとして一段高いステージへ登ろうとする覚悟が伝わってきます。